おまとめローン審査が通らない方必見!審査基準のポイントはここ
おまとめローンの審査は、通常のキャッシング審査や住宅ローン審査より厳しいです。
おまとめローンの審査が通らない場合、理由や審査を通れるコツが気になりますね。
本記事は、こういう方に審査基準のポイントを紹介します。
おまとめローンとは何ですか?
おまとめローンという言葉はあまり耳に慣れない人がいると思いますが、まずはおまとめローンとは何かを簡単に説明します。
ローンとは
高価のものやサービスで、現金が足りない時にクレジットカードやローンでお買い物する人は多いと思います。
そもそもローンとは、どういう意味でしょうか?
ローンは漢字で言うと「貸付」のことです。
もちろん、借入者側から見ると「借入」という意味になります。
例えば、新しい自動車を購入する場合は、一度に大金を準備することはかなり難易度が高いです。
その時ローンを利用すれば、手元に現金がなくても購入することができます。
ローンとは、「銀行など金融機関からお金を借り、後から少しずつ支払う約束事」と言えます。
ローンには、「カードローン」、「フリーローン」、「住宅ローン」、「自動車ローン」など、いろいろな種類があります。
おまとめローンとは
さて、おまとめローンは何でしょうか?
おまとめローンとは複数の金融機関から借りたお金を1社にまとめ、統一するサービスのことです。複数の金融機関から借金して返済が大変になったときぜひ利用してみてください。
おまとめローンにはメリットがあります。
借金を一本化することにより、お金を借りる状況や返済状況などを明確にすることができます。
例を挙げると、A社(金利20%)、B社(金利15%)、C社(金利15%)、D社(金利13%)から25万円ずつ、合計100万円を借入したとします。
これら100万円分の借り入れを、金利12%のE社に一本化するというイメージです。
おまとめローンのメリット
金利が低くなる以外、おまとめローンを利用するメリットはほかにもあります。
返済負担の軽減
複数の金融機関から借りたお金を返済する際に、返済日がバラバラで、つい振り込みが忘れてしまうことはありませんか?
おまとめローンを利用して、借金・返済を一本化することにより、返済日も特定の1日に限定され、手間が軽減できます。
多重債務から逃れることができる
複数の金融機関からの借金でも、個人信用情報機関が全部把握しています。
どちらの銀行に行っても、あなたの借金状況が判断材料として見られます。
複数の金融機関からの借金は多重債務の状況になります。
これは、必ずとは言えませんが、新しいカードなどを申込む時、審査に影響がある可能性があります。
そのためおまとめローンを利用すれば、多重債務から逃れることができ、新しい申し込みの審査が通りやすくなります。
なぜおまとめローン審査に落ちるの?
おまとめローンの利用を決めても、審査が厳しいため落ちてしまいます。
では、おまとめローンの審査はなぜ落ちるのでしょうか?
おまとめローンの審査に通らない人は、申込内容の不備や他社借入の状況によって審査に落ちる可能性があります。
審査基準に満たしていない人は通らないため
おまとめローンの審査担当者は返済能力が認められない場合、審査に通らないことになります。
おまとめローンの審査に通らない原因
ここではおまとめローンの審査に通らない原因をまとめてみます。
勤続年数が短い
勤続年数の短い人は、審査担当者から返済能力が認められないので、おまとめローンの審査に通りません。
一つの職場で長く勤務したほうが、担当者に退職して収入がなくなるリスクが低いと判断され、審査が通りやすいです。
また、明確な基準は公開していませんが、1社での勤続年数は1年未満の人が、審査に通らない率が高いです。
そのため、確実に勤続年数が1年未満でおまとめローンを申し込みたい人は申込時に源泉徴収票や所得証明書など公的な収入証明書類を提出しましょう。
申込内容に虚偽または誤りがある
申込内容に虚偽または誤りがある人は、審査担当者が不審に思い、おまとめローンの審査に通りません。
審査には本人確認書類の確認や、勤務先への在籍確認を行います。
例えば、無職の人がある大手企業で勤務していると虚偽申告をした場合、勤務先への連絡によりバレてしまいます。
また申込時に間違えて記入してしまい申込内容と事実に矛盾があると、おまとめローンの審査にも通らないので、正確に記入しているかどうかを確認しましょう。
他社借入件数や残高が多い
他社借入件数が3件以上、借入残高が自分の年収の3分の1を超えている場合は、おまとめローンの審査に通らない傾向があります。
他社借入件数が3件以上の人は、いわゆる多重債務者です。
審査担当者から見ると、お金を借りて返済できない可能性があると判断され、審査に落ちることになります。
申込者の返済能力を超える貸付を金融機関はしません。
そのため、多くの借金を抱えている人でおまとめローンをお申し込みしたい人は、他社借入残高が年収の3分の1を下回るまで申し込みしないほうがいいでしょう。
返済状況にトラブルがあった
他社借金の返済に延滞があった人は、審査担当者は返済トラブル発生傾向があると判断され、おまとめローンの審査に通りません。
他社の借金履歴でも個人信用情報機関が情報を保管していますので、金融機関がそれを参考にすることができます。
そのため、過去に返済延滞履歴のある人は、問題解決から5~10年後の情報が消えてからおまとめローンのお申し込みをしましょう。
申込ブラックと扱われた
申込ブラックとして扱われる人は、短期間で複数の金融機関に申し込みした人です。
そのような人は、 お金に困っているのではと審査担当者が判断し、おまとめローンの審査に通りません。
そのため、すでに複数の金融機関に申し込んだ人は、最後の申込から半年後にまたおまとめローンを利用しましょう。
こうすればおまとめローンの審査に通ります!
審査基準を満たさない人はおまとめローンの審査に通らない可能性があります。
ここでは、おまとめローンの審査に通るためのポイントを説明します。
利用目的をちゃんと伝えるようにする
申込者は「他社からの借金が80万円ありますので、そちらも併せて統一して申し込みたいです。」と伝えれば、担当者は「この人の返済能力なら、80万円を返済できそうだな」と思います。
逆に、申込者は「80万円を借りたくてそちらのローンに申し込みたいのです」と申込時に伝えると、担当者は「この人すでに80万円の借金があるのに、追加で80万円もお金が必要なのか。さすがに返済できないだろうから、今回は断ろう」と思います。
審査が落ちた時の注意点
おまとめローンの審査に落ちてそのまま諦めるのはいいですが、また申込みしたい人はいくつかのポイントを注意しましょう。
おまとめローンの審査に落ちる時にやってはいけないこと
おまとめローンの審査に落ちてしまうと、気になってつい焦ってしまい、やってはいけないことをやってしまうケースが多いです。
ここでは、いくつかやってはいけないことを挙げます。
すぐ他社に申込んでしまう
おまとめローンの審査に落ちて、慌ててすぐ他社に申し込んでしまうと逆効果です。
つまり何社かに同時に申し込むことは、手元にお金がなく返済にも困っている人と判断されるからです。
闇金融を利用してしまう
闇金融はカードローンとは比べられないほど法外な金利となります。
また返済が延滞になってしまうと、暴力的な取り立てが来ます。
そのため、もし名前の知らない金融機関に申し込む場合は、必ず貸金業に登録されている業者であるかどうかを調べましょう。
詐欺に引っかかってしまう
闇金融などは多重債務者を調べて、電話またはメールで連絡しに来ます。
そしてお金を借りることで困っている人の弱みにつけ込むのです。
自分で判別できるように認識しましょう。
審査が落ちて再申込みするコツ
初めてのおまとめローンの審査に落ちてしまっても、原因を探して次はおまとめローンに再申込みすることもできます。
返済遅延の借金があればすぐに返済
他社でも返済遅延があれば審査に不利になりますので、遅延している借金がありましたらすぐに返済しましょう。
また、もし二度に渡って遅延履歴がありますと、おまとめローンの審査がさらに厳しくなりますので、返済遅延がないように自己管理したほうがおすすめです。
勤続年数が条件に満たすまで待つ
入社して1年以上連続勤務した人なら、勤続年数の理由でおまとめローンの審査に通らないことはほとんどありません。
半年間待つとその間に勤続年数が延びていますし、給料も上がるかもしれません。
おまとめローンの審査に通る可能性が大きくなります。
おまとめローンの審査が落ちる時の対処法
半年待っても審査に落ちた場合、以下のような対処法を試してみましょう。
審査が甘い小規模の金融機関に申込
大手金融機関と比べて、中小規模のほうが審査の難易度が低いです。
なので、一度大手金融機関のおまとめローンの審査に落ちてしまう人は、中小金融にお申し込みをすると審査が通るかもしれません。
ただその時に必ず貸金業としてちゃんと登録されているかどうかを調べてみましょう。
債務整理する
債務整理というのは、どうしても審査が通らない、おまとめローンに申し込みたい人にとっての最後の手段です。
債務整理を行うと、5~10年間はローンを組めませんし、クレジットカードも使えなくなります。
なので、弁護士などの法律事務所に相談してから債務整理を行ってください。
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