性別:女
地方銀行に4年間勤務後、現役でハウスメーカー(兼不動産会社)に勤めて7年。
2013年末より不動産関係、金融関係のWebコンテンツ作成(記事執筆)に取り組んでいる。
2016年よりライターとして独立し、WEBを通して金融や不動産に関する問題解決を目指す。
個人のライフプランニングだけでなく企業の財務関連にも明るい。
三井住友銀行カードローンで延滞した際の対処方法
三井住友銀行カードローンは約定返済額が多いため、ローン残高が減りやすい点がメリットです。
しかし、その反面として口座残高不足による支払遅延も発生しやすいと言えます。
せっかく申し込んだ三井住友銀行カードローンなので、このような事態は避けたいものですね。
カードローンを延滞しそうなときの対処方法
これができない人に対する金融機関の目は非常に厳しいものがあります。
信用情報機関のデータを見ると、毎月の約定返済の支払状況が毎月表示されています。
これを見れば、期日通り支払うことの大切さはわかるはずです。
しかし、事情によっては支払が遅れてしまうことがあるでしょう。
そういった場合にはどうするのがよいのでしょうか。
事前連絡は鉄則
三井住友銀行カードローンの約定返済が遅れそうな場合は、事前連絡が必須です。事前連絡をすることで相手の心証も良くなります。
その際、いつまでに返済ができるという見通しを伝えることが必要です。
もちろんその場しのぎの言い訳ではいけません。
確実性のある根拠による見通しを立てなければいけません。
支払可能時期を明確にしよう
三井住友銀行に限りませんが、金融機関は貸金回収を非常に重視しています。返済遅延などもっての外なのです。
しかし、事前連絡をすることで三井住友銀行に対する謝罪の意思が伝わること間違いありません。
とはいえ、いつまででも遅れていいわけではないでしょう。
約定返済日が給料日より前というのであれば、その旨を説明して約束通り返済をすればいいのです。
しかし支払可能時期も決めることができず、言い訳でしかない支払可能時期を伝えてしまったら、三井住友銀行の態度はかなり強硬になります。
ブラックリスト入りは回避したい
任意整理をして契約内容を変更したり、法的整理による債務カットがあったりすると、その旨が登録されるのです。
それだけではなく、返済が6カ月以上遅延するとカードローン債権が保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスに移管されます。
これも信用情報への登録事項となってしまいます。
つまりブラックリストの対象となります。
半年の猶予期間
任意整理などによりブラックリストとして登録がされるのは仕方ないかもしれません。これに対し、単に支払遅延になっただけでブラックリストに載るのは承諾できないという人がいるようです。
しかし、支払遅延にも限度があり、半年も返済できない状態が続くことは正常な状態ではありません。
返済の意思自体が問われると言っても過言ではないでしょう。
そのため、回収を強化するために保証会社に債権を譲渡し、本腰を入れた回収がスタートするのです。
このような事態になるまで6か月間あります。
一刻でも早く正常化しよう
この半年という機関をどう考えるかは人それぞれでしょう。しかし、半年の間に一定の目処を付けろという三井住友銀行の警告でもあるのです。
借りたお金は返済しなければいけません。
それを半年も放置することは言語道断です。
一刻も早く正常な返済サイクルに戻さなければいけません。
三井住友銀行の指示に従いましょう
何に使ったのかと言うような話も含めて、返済予定日なども聞かれます。
先ほど述べた通り、一時しのぎではない現実性のある回答をすることが大切です。
最悪でも利息支払は必須です
金融機関にとって貸付金元本の回収は最優先課題です。しかし、同時に収益である利息収入の確保も大切です。
最低1万円の約定返済支払がきついようであれば、一時的ではありますが利息だけの支払をすることを提案するのも一つの方法です。
三井住友銀行にとって、一時的な資金不足であれば、元本回収を停止した方が現実的な選択だと判断する場合もあるのです。
極論ですが、資金繰りに困った末に夜逃げをされたり、自己破産などの法的手段を取られたりするよりマシなのです。
信用力のある人ほど気を付けよう
三井住友銀行カードローンは、信用力のある人の場合は利用限度額が大きくなります。しかし、いい気になって使いすぎると、約定返済額は5千円単位で増加します。
支払遅延を起こす人として、利用限度額の少ない信用力がない人を思い浮べる人も多いでしょう。
しかし、現実には信用力があり、融資限度額が高い人が約定返済額の増加に耐え切れなくなったという場合も多いのです。
三井住友銀行カードローンで延滞を防ぐためのコツ
延滞を起こさず使い続けることで信用も付き、将来増枠のお誘いが来るかもしれません。
そんな人になるためには、返済ができる範囲内での利用に限定することが大切です。
計画的な利用
三井住友銀行カードローンでキャッシングをすると非常に簡単にお金を手にすることができます。しかし、借りたお金は返さなければいけません。
計画的な利用が延滞を防ぎます。
返済可能額までしか使えない
三井住友銀行カードローンは契約の際に指定された利用限度額まで利用することができます。しかし、それは「最大限」であり、実際に利用できる金額とは限りません。
実際に三井住友銀行カードローンを利用できる限度額は、返済可能額までです。
三井住友銀行カードローンの約定返済額は、利用額が50万円を超えるごとに5千円ずつ増加します。
自分が無理なく毎月支払ができる約定返済額に対応する利用額までしか使うことができないのです。