性別:女
地方銀行に4年間勤務後、現役でハウスメーカー(兼不動産会社)に勤めて7年。
2013年末より不動産関係、金融関係のWebコンテンツ作成(記事執筆)に取り組んでいる。
2016年よりライターとして独立し、WEBを通して金融や不動産に関する問題解決を目指す。
個人のライフプランニングだけでなく企業の財務関連にも明るい。
キャッシングの種類を徹底解説!
銀行系、消費者金融系など、キャッシングにも様々な種類があります。キャッシングは少額をすぐに借りたい時に便利な機能ですが、キャッシングは一つではなく、消費者金融系、銀行系、信販系という3つの種類が主に存在します。
本記事では、キャッシング1つ1つの特徴に関して、詳しく解説していきます。
消費者金融系キャッシング
まずは消費者金融系キャッシングについて説明します。近年はテレビCMにも力を入れているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
アイフルやプロミスがこのタイプの会社の代表格です。消費者金融というとお金のない人がしかたなく借りる場所というイメージがあるかもしれませんし、そうではなくお金が必要になったらまず相談する場所というイメージの方もいるかもしれません。
事実をお伝えしますと、大手の消費者金融は世間的にも信用が高い会社が多く、経済の一角を担っていると言えるでしょう。実際に、プロミス、アイフル共に東証一部に上場しています。
四季報によりますと、プロミスは時価総額が3,680億円でアイフルは1,245億円と東証一部の中でも大きい部類に入ります。
こういった情報を踏まえた上で、消費者金融系キャッシングの最大のメリットとしては、融資実行までのスピードが挙げられます。審査は最短30分と謳っている会社もあるほどで、殆どの企業は即日融資にも対応しています。
その早さは銀行系・信販系に勝ります。急いでいる方は迷わず消費者金融系キャッシングを利用しましょう。他のメリットとしては無利息機関があります。
これは初回利用者限定のことも多いですが、期間を指定して、その間に返済をすれば利息なしで借りていられるというものです。すぐに返せるめどが立っているならばとてもお得に利用できます。
消費者金融系にはもちろん、デメリットも存在します。この業界に限った話ではない気もしますが、早さを求めるならその分費用が高くなりますよ、ということで、金利が高めに設定されています。
宅急便も速達だと割増料金がかかるのと同じですね。金利はどの企業でもだいたい同じで5%~18%となっています。18%というのは法律上の上限ですので、これを上回ることはありません。(あったとしたら、それは違法です。)
金利に大きな幅がありますが、100万円に満たない金額であれば18%が適用されます。5%が適用されるケースは基本的に想定できません。
金に色はありませんから、各社の金利を比較し、最も金利の低い企業から借りることが合理的でしょう。
銀行系キャッシング
次に銀行系キャッシングです。銀行、信用金庫が提供しているカードローンなどがこれに当てはまります。大手銀行は現金保有率の高い日本では絶大な力を有しています。
最大のメリットとして挙げられるのは金利の安さです。銀行によりけりではありますが、14%~17%で借りることができます。
100万円借りた場合、消費者金融系よりも4万円程お得に借りることが出来る可能性があるということになります。そのため、緊急でない場合や長期間での返済を考えている場合には銀行系キャッシングを選ぶのが賢明だと考えられます。
こちらも比較的簡単にお金を借りられる上、銀行という国内でとても信用度の高い機関から借りられるということは安心感があるのではないでしょうか。
信販系キャッシング
信販企業とは、販売信用を事業として営む企業のことを指し、クレジットカード会社がそれに当たります。つまり、信販系キャッシングとは、クレジットカードを発行している会社が行うキャッシングのサービスです。
多くの人はクレジットカードを所持していると思いますが、それらのクレカにはキャッシング枠が設けられています。ATMで手軽に借り入れが出来ることがメリットといえるでしょう。
日本はATMがいたるところにありますから、利便性はとても高いです。一方、信販系キャッシングのデメリットは利子率が銀行系よりも高いこと、キャッシング可能額以上には借り入れ出来ない事が挙げられます。
クレカにはキャッシング可能額とショッピング利用可能額の上限が設定されています。そのため、比較的少額を比較的高利子率で借りなければいけないということになります。
高利子率とは言っても、もちろん法律で定められた範囲内ですし、消費者金融系キャッシングと同水準です
。返済の見込みがあるのでしたら信販系のキャッシングは選択肢として一考の価値はあると考えられます。
闇金融
闇金と呼ばれる違法の業者も存在します。闇金融の特長は、利子率がとてつもなく高いことと、取り立てがときに強硬手段をもって行われることです。
合法的なキャッシングの場合、利子は最大でも18%ですが、闇金はそんなことは気にしませんので、平気で30%、40%という金利を取ってきます。闇金に頼る人というは基本的にすでに他社からお金を借りているなどの返済能力が低い人です。
そういった人が超高利子で借金をして、しっかりと返済ができることは考えにくいです。返済が滞ると、恐喝のような取り立てが行われたり、身の回りの人にも連絡が行われたりします。
まとめ
キャッシングの種類に関して説明してきましたが、いかがだったでしょうか?それぞれの種類によって多くの特徴があるので、ただ闇雲にお金をかりるのではなく、自分の借りたいキャッシングを選ぶことから始めましょう。この記事を読んだ方がキャッシングをする際の参考になれば幸いです。
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