返済できないと怖い取り立てをされるのでしょうか？

昔は珍しくなかったとされる荒っぽい取り立てのやり方ですが、2010年6月に行われた貸金業法の改正により、滞納されているお金の取り立てを借り入れした人へ行う際、以下のような行為は禁止されています。

・21:00～8:00の間の電話・訪問等の取り立て
・大声・暴力的な言葉による恐喝まがいの取り立て
・暴力による取り立て
・お金を借りた人の個人情報を関係のない人に後悔する
・勤務先での取り立て
・他の消費者金融業者から借り入れをさせて返済をさせる
・3人以上による大人数での取り立て
・親族等、返済義務のない人への取り立て
・借り入れした人へのプライバシーの侵害

このように現在ではドラマでよくあるような暴力的な行為によるお金の取り立ては法律で禁じられています。決まりを破って取り立てを行うと金融庁から営業停止の命令が下るなど厳しい処罰が適用されます。

前述のように現在の取り立てでは、乱暴な行為は禁じられているため、悪質なキャッシング会社でないかぎりお金を借りた人に対して暴力をはたらいたり、周囲にまで影響を及ぼすな行為は絶対にしません。返済が滞っている場合でもいきなり自宅や勤務先を押しかけるような迷惑行為をすることもありません。
返済については基本的に電話で問い合わせが来ます。しかしそのまま無視し続けていると、勤務先に連絡が来たり最終的には自宅へ訪問されることになりますので、当たり前ですがお金の返済を遅らせても良いことはありません。

返済が遅れる場合は事後報告は通用しませんので、間に合わないと気づいたら期限が来る前に早めにキャッシング会社へ連絡をしましょう。返済についての相談も対応してもらうことができるので、まずは冷静に怖がらずにキャッシング会社へ連絡を入れることをおすすめします。