住宅ローン、みんなの平均返済額はどのぐらいなの?
人生で一番大きな買い物と言われている「家」の購入。
結婚や出産、介護、引越しのタイミングで戸建てやマンションの購入を考える人も多いのではないでしょうか。
また中にはセカンドハウスや投資用不動産の購入を検討している方もいるかもしれません。
人生のうちで何度も家を買う経験もないからこそ、他の人がどのくらいの物件に住んでいて、完済まで何年なのか…
月々いくらローンを返済しているのだろうか…
気になりますよね!実際に購入した人に聞きづらいことをこちらで解説をしていきます!
住宅ローンの組み方
「住宅ローン」とは、現金で一括購入しない人が月々元金と利息を貸主に支払いをしていきます。
物件により金額は大きく変化しますが、建物代や土地代等を含めると数千万円から高い物件ですと億単位の物件まで!
今ある貯金の中から一括ですぐに支払えるという方はそういませんよね。
そんな時に、多くの人が利用しているのが「住宅ローン」!
月々無理のない返済額で、マイホームを持ててしまうという夢のような仕組みです。
それでは、どのような流れでローンを組むことができるのでしょうか。
まず最初に!金融機関を調べよう!
住宅ローンを取り扱っている金融機関もたくさんあり、メガバンクから地方都市銀行、信用金庫、ネット銀行等様々です。
銀行によっては住宅ローンの無料相談会を行っていることもあるので、インターネット等で調べてみるのも手ですよね。
また相談会に行くことでローンの専門家と話ができ、「実際にマイホームが持てるのか…」、「返済は大丈夫かな?」といった不安も軽減できるかもしれません。
店舗を持つ銀行の場合、各支店の窓口や、住宅ローンプラザで相談することができます。
金融機関というと平日の昼間にしか窓口が開いていない、というイメージが強いかもしれませんが、平日の夜や休日も対応しているところが多いようです。
また住宅展示場でハウスメーカーや金融機関、不動産屋さんが開催していることもあります。
事前申し込みが必要な場合もありますので、下調べをしたうえで足を運んでみてください。
相談会ではどんなことを聞いたらいいの?
実際に相談会に行っても何を聞いたらいいのかわからない方も多いですよね。
よく聞かれる住宅ローンに関する質問はこんな感じです。
住宅ローン相談会に行く前に事前準備しておくこと!
実際に相談会へ行っても情報がなければ、プロのアドバイスも無駄になってしまう可能性もあります。
しっかり相談をするためにも世帯の収入や支出、貯蓄額を確認し、メモをしていきましょう。
一回の相談で具体的な内容を伝えることで、より現実的なものになりますし、何度も相談会へ足を運ばなくて済みます。
なお、気品的に1つのローンに対して複数の金融機関へ相談ができないこともあります。
金融機関であればその主力の商品、不動産会社であれば提携しているローンがあるからです。
そのため、予備知識を付けずに相談会へ行ってしまうと、そのローン自体が自分に合っているのか、合っていないのか、他により良いローンがあるのか…など判断がつかない 事態となります。
ですので、「事前準備」をしたうえで相談しに行きましょう!
周りには聞きづらい…返済額ってどうしている?
実際に住宅ローンを借りた場合、周囲の人たちはどのくらいのペースでいくらくらい返済をしているのか…気になりますよね。
人によって収入や家族構成、土地の有無、建物代も違ってくるため、全くの同条件の方はそういませんが、平均的な金額を説明していきます。
平均的な返済額とは?
毎月のローン返済金額は10万円から12万円で、月収に占める返済額の割合としては約21%から23%が平均とされています。
下記の説明では、各住宅総費用の平均を表しています。
返済にあたり、大切なのが「ライフプラン」の見直しです。
生活費等収支の把握や子供の教育費、車の買い替え、いつまで働くことができるのかなど将来の経済状況もしっかりと計画のうちにいれておかなければなりません。
頭金の平均額とは?
また、ローンを組む時に基本的に頭金を入れることが多く、頭金の有無によっても月々の返済額が変わってきます。
下の説明はそれぞれの頭金平均を表しています。しかし、金利の低い現在では頭金を多く支払ったからと言って、必ずしもメリットがあるとは限らないようでうす。
現在は「頭金を少なく、繰り上げ返済を多く」という住宅ローンを組むのがトレンドです。
ある程度の安定した年収があるのなら、頭金が少なくとも住宅ローンを組んでしまった方が得策となることが多いこともありますのでご注意ください。
住宅ローンを組むメリット
住宅ローンを組むと、家族のいる人には安心な補償もあります。
結婚や子供ができたから家を買おうかな…とお考えの方は賃貸ではなく住宅ローンを組んだ方がいいかも?大黒柱に何かあったとき…家族に家を残せる!
住宅ローンを借入れするときに加入することが多いのが「団体信用生命保険」という、生命保険の一種です。
この保険は、ローン契約者が死亡したときや、高度障害の状態になってしまった場合にローンを肩代わりしてもらえる保障です。
ローン契約者が突然の不幸に見舞われたときに、残された家族にローン返済の負担が及ばないようにするためのものです。
大黒柱である契約者の収入がなくなった場合に経済的にも困ってしまいます。
団体信用生命保険の補償を使えば、ローン返済のために購入したマンションや家を手放すことなく、同じ家に住み続けられ、しかもローンを肩代わりしれくれるのです。
家族が増えた、あるいは増えるという方は加入しておくと安心かもしれません。
選べる返済方法!
借り入れた金融機関にもよりますが、住宅ローン返済方法にも様々な種類があります。
お得になる!方法もありますので、参考にしてみてください。
繰上げ返済
繰上げ返済とは、通常の返済とは別にまとまったお金を返済に充てることで、返済期間の短縮や月々の返済額を少なくすることができます。
また、繰上げ返済には残りの金額を一括ですべて返済してしまう「全額繰り上げ返済」と、一部を返済する「一部繰り上げ返済」があります。
またメリットとしては、本来の支払うはずだった利息を、返済期間短縮した分支払わなくて済みますので、総支払額が低くなるのです!
元利均等返済
月々の返済額である元金と利息の合計が均等になる返済方法となります。
つまり毎回の支払額が一定額の返済方法です。
メリット
デメリット
元金均等返済
月々の返済額である元金の返済が均等、つまり毎回の返済額のうち元金に充当する部分が一定で、そこに利息を上乗せして返済する方法です。メリット
デメリット
まとめ
ここまで住宅ローンについて解説をしていきましたが、いかがでしたでしょうか?
毎月のローン返済金額は10万円から12万円 で、月収に占める返済額の割合としては約21%から23%が平均とされています。
ですが、住宅の金額や土地の有無、家族構成、収入により各家庭で返済額が違うといえます。
そのため、事前に「ライフプラン」を練って、現在の収支や貯蓄状況などを考慮し、無理のない返済プランでローンを組むことが大切です!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。