金は貸しても名義は貸すな！名義貸しバイトのアブナイ落とし穴

携帯電話の契約時に依頼側でなく自分の名義を貸して契約をする仕事です。携帯電話1台につき報酬がもらえるというシステムになっており負担は一切ないと説明されます。依頼側に指示されて携帯電話を販売しているお店へ行き、携帯電話の契約時に名前を貸して契約します。契約するのは1台だけでなく複数の携帯電話を貸した名義で購入します。

その後には 依頼者との連絡が取れなくなっている場合がほとんどです。

例え連絡がついても契約をしたのは依頼側では無いとシラを切り通されてしまいます。

さらに名義は貸した人のものですのでたとえ名義を貸しただけと言っても料金の支払いをさせられます。携帯電話の契約を解除してもそれまで利用された分の料金は問答無用で支払いを請求されてしまうのです。

消費者金融の調査といったお題目で名義を貸してくれる人を募集し、 代わりに借金をさせるという悪質な犯罪行為です。返済は名義を貸した本人ではなく依頼側が払うと言われますがそれ自体が 真っ赤なウソです。
借り入れ後に依頼側が返済をする事はなく返済期日になってようやく名義を貸した本人に請求の催促が来て借金を払うハメになります。当然その頃には依頼側との連絡は取れなくなっており、複数の消費者金融からの借金が残るのみ。

自分が借りようと思って契約したのでは無くても借金の返済に追われる事になるのです。


以上のことからわかるようにアルバイトの中には悪質な仕事も多々あります。端的に言ってしまえば楽をして稼げるバイトなど存在しないのです。
確かに好条件で雇っている所が全て違法行為をしているというわけではありません。しかし好条件なバイトであるほど蓋を開けてみると違法行為をしているという可能性が高くなります。条件が良くてもせめて業務内容くらいは最低限把握できる場所を選ぶようにしましょう。名前は軽々しく貸して良い物では無いのです。

自分の名義はくれぐれも大切に！