性別:男
大学卒業後、金融系のシステムエンジニアとしてIT企業に勤務。2005年にCFP資格を取得。
セミナーや相談会等のファイナンシャルプランニングを開始、2012年にライフプランニングカウンセラーとして独立。
クライアントのキャリアとライフを両立させるべく、ライフプラン・金融・証券・保険・年金・ローン・不動産・相続・税金に関する知識をもとに的確なアドバイスを提案する。
静岡銀行のカードローンセレカとミープラスを比較
静岡銀行のカードローンセレカは便利なローン商品ですが、必要な際に普通預金口座に振替をする必要があります。
静岡銀行インターネット支店をメインバンクにしてクレジットカードなどを申し込んだ場合の代金の引落については、、口座残高不足にならないように注意しておかなければならないのです。
しかし、人間ですから忘れるということはあるでしょう。この点を解消できるものはないのでしょうか。
セレカだけではない静岡銀行のカードローン
最高融資限度額は当初50万円、増枠申請をしても90万円と少額です。
しかし、このローンを当座の不足資金を確保する手段と考えれば、この限度額で十分でしょう。
しかも、ミープラスにはもっとありがたい機能がついています。
残高バックアップ機能がある「ミープラス」
預金口座残高不足でクレジットカードの引落ができないと、信販会社への振込が必要ですし、その際にもいろいろと注文を付けてくるため面倒です。
しかも信用情報機関に支払遅延情報が登録されるため、それ以後のクレジットカードなどの審査では不利になります。
こんな問題点を解消する自動バックアップ機能がついているのがミープラスの利点です。
引落資金が不足していると、融資残高の範囲内で自動融資をしてくれるのです。
低い融資限度額の割に低金利
ミープラスの限度額は50万円と低額ですが、金利は14.5%です。
もともと多額の利用を想定していないのでしょうが、同一条件で消費者金融の借入をすると年利18%が常識ですから、低金利と言えるでしょう。
利用頻度が少ないうえに、低金利なので利息負担額を気にせずに利用することができます。
ただし、使いすぎて利用残高が少なくなると、肝心な口座残高不足の際にバックアップ機能が働きませんから要注意です。
インターネット支店の口座が更に便利になります
もともと利便性が高く、利用できるATMも多いのですが、口座にローン機能が付加されるため、残高に制約されない利用が可能になります。
もちろん利用しすぎには注意が必要ですが、資金不足の際にローンから預金への振り替えが必要なセレカに比べると、ミープラスは「気が利く」カードローンです。
先ほど説明した口座残高不足を防止する機能だけではないのです
自動貸越機能はこんなに便利
カードローンと預金が一体化しているとこんなに便利だという好例が静岡銀行ミープラスでしょう。
口座残高が不足していても、ローン残高までは自動貸越機能が働くため、残高にかかわらず引き出しが可能です。
残高管理をしていても、自動的に貸付をしてくれるのであれば手間が省けて便利でしょう。
カードローン不要でもミープラスはお勧め
もしセレカのようなローンが必要なくても、静岡銀行ミープラスは申し込む価値があります。
限度額は少額ですが、自動貸越機能や残高バックアップ機能は、いざという際に頼りになります。
金利も消費者金融より低いのでメリットは高いでしょう。
限度額重視ならセレカがお勧め
静岡銀行インターネット支店で機動的な資金調達をしたい場合には、ミープラスでは役不足という場合が多いでしょう。
この場合、必然的にセレカを選択することになります。
最高500万の安心感
ミープラスと比較すると利用限度額が大きなことは大きなメリットです。
自分の信用に合わせた借入ができるので、余裕を持った資金調達ができるでしょう。
大きな限度額は、利用するかどうかは別として、いざという際の安心感につながります。
信用に応じて下がる金利も魅力的
カードローンは融資限度額が増加すれば金利が下がります。
自分の信用が低金利という形で跳ね返りますから、これも大きな魅力だと言えるのではないでしょうか。
ミープラスの一律14.5%という金利より有利になる可能性は非常に高いです。
インターネット支店で利用できる便利さ
手間がかかるかどうかは別として、自分の口座に融資資金を振り替えることができることは利便性を高めます。
静岡銀行のセレカもミープラスも、この点は共通しており、インターネット支店の使い勝手が更に向上します。
他社のカードローンでもカードレスキャッシングで同様の処理はできますが、同一銀行でローン資金の振替ができれば管理も便利になります。
セレカとミープラス、両者ともに一長一短あるカードローンです。
あなたの重視するポイントに合わせて選んでみるのがよいでしょう。