性別:女
地方銀行に4年間勤務後、現役でハウスメーカー(兼不動産会社)に勤めて7年。
2013年末より不動産関係、金融関係のWebコンテンツ作成(記事執筆)に取り組んでいる。
2016年よりライターとして独立し、WEBを通して金融や不動産に関する問題解決を目指す。
個人のライフプランニングだけでなく企業の財務関連にも明るい。
住信SBIネット銀行カードローンの審査のスピードと厳しさを分析
住信SBIネット銀行カードローンは銀行系カードローン業界のなかでも、最高水準を誇る金利の低さを持っています。
条件を満たすことができれば驚きの低金利で利用をすることができ、他のカードローンよりも利息負担を大幅に減らすことができます。
しかし住信SBIネット銀行カードローンを利用するためには、審査を通過しなくてはいけません。
審査事情は一体どのようになっているのか、スピード面や厳しいのかどうかなどを詳しくご紹介をしていきたいと思います。
住信SBIネット銀行カードローンの仮審査と本審査の違い
カードローンを利用する方の中には、急いで借り入れを行いたいと考えている方も多いかと思いますが、審査のスピードなどが遅いとスピーディーに借り入れが行えなくなってしまいます。
仮審査と本審査に分かれている
住信SBIネット銀行カードローンの場合、審査は仮審査と本審査の二つに分けられて行われています。
仮審査と本審査では具体的にどのようなことがチェックされるのかを理解しておきましょう。
【仮審査】
□年齢□年収□勤務先情報□他社の借り入れ状況□希望限度額
仮審査では申請者に対して、年収や借り入れ状況などを加味しながら、実際に貸し付けをしても問題がないかどうかを判断するチェックを行います。
【本審査】
□本人確認書類の確認□勤務先への在籍確認□収入証明書の確認(必要な場合)
本審査では、申請者が実際に本人であるかどうかや、情報に嘘がないかどうかの審議をしていきます。
300万円以上の借り入れを希望している場合には、収入証明書の提出が必要となります。
また本審査が終えた段階で、スタンダードコースとプレミアムコースのどちらかに振り分けられる形となっており、こちら側からどちらかのコースに限定して申し込みをすることはできません。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は早いが手続きはやや時間がかかる
年収などの面においての審査で、借り入れが可能かどうかを判断することに関しては、住信SBIネット銀行カードローンもスピーディーな審査を行っていると言えます。
本審査に時間がかかる?
住信SBIネット銀行カードローンは仮審査を終えた後、本審査へと移っていく形となります。
本審査では書類の提出などを行うことになりますが、ネットを通してアップロードをすることができますので、手続きもスムーズに進みます。
問題は住信SBIネット銀行のネットバンク口座を作らなくてはいけないところにあります。
住信SBIネット銀行の口座をすでに持っている方であれば、本審査もすぐに終わり、借り入れもスピーディーに進めることが可能となっています。
しかし、口座を持っていない方の場合、口座作成の手続きも同時並行で行っていくことになりますので、どうしても本審査のところで手続きに時間がかかります。
借入も早くて翌日~数日後となってしまうため、スピーディーとは言えないというわけなのです。
審査が遅いというよりは、手続き上どうしても借り入れまでに時間がかかってしまうというのが、住信SBIネット銀行カードローンの特徴であると言えますね。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は厳しめ?
そもそもカードローンの審査が厳しいかどうかというお話は、一概に他のカードローンとの比較をすることができません。
審査を担当している保証会社が各カードローンに独自の審査基準を設けているため、審査の基準そのものが違う場合もあります。
住信SBIネット銀行カードローンが他のカードローンに比べて審査が厳しいかどうかを説明することは、まず明確には難しいということを覚えておきましょう。
カードローン会社側の気持ち
こういったカードローンの審査の厳しさをお話しする際に、1つの目安として考えることができるのが金利の低さや、限度額の高さです。
貸し付けは踏み倒しのリスクを伴うため、返済能力があるかどうかを見るためにカードローン側は審査を行います。
しかし、審査に通した利用者が踏み倒すことがないとは言い切れませんよね。
そのため利益の少ない低金利で貸し付けを行うことや、高い限度額での安い金利の貸し付けは、カードローン側からすれば、あまり美味しくない形なのです。
金利の低さが売りのカードローンは信用が大切
スタンダードコースに関しては、一般的な銀行系カードローンと同じですので、通常の銀行系カードローンの審査と同じくらいの基準と考えることができます。
それとは打って変わってプレミアムコースに至っては、かなり金利が優遇されているサービスですので、それなりの信用を得ることができないと、利用をすることはなかなか厳しいのではないでしょうか。
少ない金利で貸し付けを行う場合には、大きな借り入れを行ってくれることで、少ない金利でもそれなりの利息をかけることができる。
もしくは長い目でコツコツと利用を続けてくれ、長期的に利息の回収を行うことができる人に貸し付けを行いたいと考えるのが普通でしょう。
在籍確認が必須
住信SBIネット銀行カードローンを利用するためには、勤務先へ電話で在籍を確認する手続きが発生します。
基本的には他のカードローンにおいてもこの手続きは発生しますが、住信SBIネット銀行カードローンの場合は少々厳しめであると言えます。
もし仮に在籍が確認できなかった場合には、その段階で“貸し付けを取りやめることになる”という注意書きがあるからです。
こういったところからも申請者の信用度を大切にしていることが伺えます。
高い限度額で申し込みをするのが吉?
先ほどのお話しを考えると、大きな限度額で申し込みをしたほうがプレミアムコースでの契約ができそうな気がします。
確かに、スタンダードコースの限度額は最大300万円となっており、それ以上の限度額を設ける場合プレミアムコースの金利が適用される形になっています。
そのため300万円以上の限度額を設けることが必要になってくると言えますが、問題はこの300万円の壁であるといえます。
収入証明書の提出が必要
冒頭でも簡単にご紹介をしましたが、300万円以上の希望限度額を提出すると、収入証明書の提出が求められる形となります。
プレミアムコースを利用するためには収入証明書は必須となりそうなので、やはり返済能力をしっかりとチェックしていることが分かります。
プレミアムコースを利用するためには、安定した収入を毎月得ていないと厳しいと言えるでしょう。