性別:男
大学卒業後、金融系のシステムエンジニアとしてIT企業に勤務。2005年にCFP資格を取得。
セミナーや相談会等のファイナンシャルプランニングを開始、2012年にライフプランニングカウンセラーとして独立。
クライアントのキャリアとライフを両立させるべく、ライフプラン・金融・証券・保険・年金・ローン・不動産・相続・税金に関する知識をもとに的確なアドバイスを提案する。
ソニー銀行カードローンの信用情報事情をご紹介!
ソニー銀行のみならず各社のカードローンを利用するためには必ず審査というものを受ける必要があります。
審査を行なう理由としては、申込者に融資を行った際に返済能力があるかどうかを見定めるためです。
この審査において必ずチェックされるのが信用情報というもの。
ソニー銀行カードローンにおいても、申込者の信用情報を元に審査をしていくことになります。
ソニー銀行カードローンが信用に関する情報をチェックする場合にはどこへチェックし、どのようなところに注目をしているのかなど、信用情報事情について詳しくご紹介していきたいと思います。
ソニー銀行カードローンはどこから信用情報をチェックする?
実際にソニー銀行カードローン側が申込者に対して、融資をしても問題ないかどうかを判断する方法として用いられているのが、信用情報機構などから情報を開示するというもの。
ソニー銀行カードローンでは2つの機関から情報を開示することで、申込者の信用に関する情報をチェックしています。
ソニー銀行で情報開示に利用している機関は、日本信用情報機構(JICC)と全国銀行個人信用情報センター(CIC)の2つの機関です。
クレジットカードやカードローンを商品として取り扱っている金融機関のほとんどが、どちらかに加盟しています。
◆信用情報機構とは?
信用情報機構と言われても、なんのこっちゃわからんぞって方もいらっしゃると思いますので、まずは信用情報機構がどのようなことを行っているかをご紹介していきます。
JICCやCICなどの信用に関する情報を扱う機関では加盟している金融会社との間で個人情報や取引情報を管理したり提供したりすることで、申し込み者個人と金融会社がスムーズかつ的確な契約ができるようにしています。
加盟している金融会社から利用者の情報を信用情報機関に提供したり、新たに申し込みが行われた際には、信用情報機関から、これまでの金融商品の取引履歴などを開示したりすることができます。
また指定信用情報機関が同じ金融会社のカードローンなどを以前に利用していた場合には、個人情報として名前、住所、生年月日、電話番号、勤務先情報、記号番号なども開示することができます。
申し込んだ情報に嘘がないか、また以前までの取引で遅延や滞納を繰り返していないかなどをチェックすることができるということですね。
ソニー銀行カードローンにおいては、JICCとCICの2つの機関でチェックが行われ、問題がなければ審査に通過することができるというわけです。
◆適切な貸し付けに役立つ
また信用情報機構を利用することにより、適切な貸付枠の設定をするという意図もあります。
収入や借り入れ状況を確認した上で、適切な限度額を設定することができ、これにより過剰貸付などを防ぐことができます。
踏み倒しなどのトラブルを未然に防ぐためにも、こういった確認を行った上で貸し付けを行なうことが金融会社としても必要なことなのです。
ソニー銀行カードローンの信用情報で大切なポイント
先ほどざっくりと説明をしましたが、実際に審査時に見られるポイントを知っておくことは大切であると言えます。
改めてもう少し詳しく説明をして行きたいと思います。
◆申込情報との差異がないか
ソニー銀行カードローンを利用する際には、必ず申し込みフォームへ必要事項の記入が求められます。
主に個人情報や年収、家族構成などを記入することになると思います。
この申込情報を記入する時に大切なのが、嘘なく申請をすることです。
ソニー銀行カードローンは申し込み時に記入してもらった情報が間違っていないかどうか、信用情報機関の情報と照らし合わせることで確認を行なうことになります。
この段階で申請した情報と開示した情報に差異がある場合には、問題があるとみなされてしまう可能性があります。
もしすでにカードローンなどを利用している場合には、先に利用しているカードローンの登録情報を正しいものにしてから審査を受けることが大切です。
◆事故情報はしっかりと記録されている
すでにクレジットカードやカードローンを利用している場合、それぞれの金融会社が加盟している情報機関に、借り入れや返済などの取引記録が登録されています。
取引履歴は5年間残っており、ここ5年以内で返済を著しく滞らせていたり、延滞を繰り返していたりする場合には、事故情報として記録されてしまうことになります。
また債務整理などの手続きをしている場合にも事故情報として記録されることになります。
もし現状利用している金融商品での事故記録が残っていた場合には、ソニー銀行カードローンの審査に通ることは難しいと考えて良いでしょう。
信用を得るコツは正しく利用をしていくこと
これまでに正しく利用をしてきているのかどうか、申請時の情報に問題はないのかどうかなど、清く正しく利用をしていくことが審査で信用を勝ち取るためのコツなのです。
心配な方は、それぞれの機関で自分の信用情報を開示するサービスを行っていますので、そちらを利用して予め問題がないかどうかを確認するのも1つの手であると言えるでしょう。
しっかりと嘘なしの申請をしてソニー銀行カードローンを気持ちよく利用していきましょう!