返済を滞納した時はどうなる？

「お前のことだからどうせ１回か２回ぐらいは、消費者金融とかで借りたお金の返済が遅れたことあんだろ」
と尋ねてみたところ、Kは良い笑顔で「はい！」と返事をしてくれました。
はい！じゃないよ。

しかしこの際、Kの人間性自体は目をつぶりましょう。
こんな身近にステキなカス野郎がいてくれたことに感謝しなくてはいけません。
それではここから先はR女史とライターKの心暖まるハートフル・インタビューをお楽しみください。

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R「で、実際遅れるとどうなるの？」
K「そうっすねー。まずは消費者金融で借りたやつの返済が遅れたことあるんですけど」
R「へー？どんぐらい？」
K「半年とか」
R「半年？！？！」
K「いやー、その時働いてたバイト先をバックレちゃって、
その罪悪感で家から出るのも億劫になっちゃったんでほぼ引きこもりのニートになったんですよね。
一人暮らしだったんでちょっと焦りましたねー」
R「ツッコミが追いつかないけど続けて」
K「まあ日払いのバイトとかやって何とか家賃とか払うんですけど、
まあやっぱ最優先は家賃とか食費とかじゃないですか。
だからまあ返済が後回しになっちゃって～。まあ俺も結構必死だったんですよ当時」
―絶句するRの深呼吸タイム―

K「したら、まず、返済予定日の翌日に電話かかってきたっすね。
で、適当に、バイト先の給料の支払い日が変わって２週間後なら払えると思うんですけどーとか言ったら、まずは２週間待ってくれたんすね。
もちろんその２週間の間は追撃電話もなかったですし」
R「え、めっちゃ良い人。バイト先に裏取りの電話来たとかもなく？」
K「ないない（笑）」

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R「で、その２週間が何で半年になるのさ？」
K「病気でバイト辞めて無職になっちゃったから、しばらく収入ないんですごめんなさいって言ったら、また待ってくれました。
多分数ヶ月ぐらいしたら働けるようになると思うのでそれまで待って欲しい、必ず返すんでって言ったら待ってくれたんですよね」
R「いや、私ならタコ殴りするけど…。あ、でもそうか。消費者金融だと保証人とかも立ててないし実家の住所とかも教えないんだっけ」
K「そうですねー。僕が借りた時はすでに免許証も本籍地を記載しないタイプになってたんで、携帯とバイト先と現住所ぐらいしか知らなかったと思いますよ。
調べようと思えばもっと調べられるんでしょうけどね。
で、結局月に１回お加減はどうですか？っていう電話がかかって来てたんで、
それに答えてれば普通に待ってくれました。
手紙とかも来なかったし、もちろん怖い人が家に押しかけてきて怒鳴り散らすとかもなかったですよ」

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R「いや～バックレ防止の定期連絡だったんだろうけど、それでも身体を労る風のこと言ってくれるなんて超優しい…」
K「でも女性スタッフからかかって来るとまだ無職なんですって説明する時すごい情けなくて。
だから半年経ったぐらいで返済を再開したんですよね」
R「いや、半年もそんな恥さらしなことしたのは逆にビックリだけど…、消費者金融の人って優しいんだなぁ」
K「でも半年間元金そのままで利息はバッチリ発生してるんで、別に何もお得なことないですよ。
10万借りたけど、総返済額は14～15万ぐらいになってましたもん。酷い話っすよねぇ」
R「ひどくない！！」

＜結論１＞
大手消費者金融なら、きちんと連絡さえ取って事情を説明をしていれば電話連絡のみで済む。

R「私はキミの可能性を信じているから聞くんだけどね」
K「えっ、なんですか突然…///」
R「どうせキミのことだから他からも借りて返済遅れたことあるんでしょ？」
K「ひどい！ありますけど！」
あるんかい。

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R「ある意味流石だね。どこで借りたの？」
K「いやー前回の消費者金融の一件でやっぱ金利って怖いなーと思ったので、次は銀行カードローンにしようと思って」
R「半年も返済遅らせておいてよく銀行の審査に通ったね」
K「多分なんですけど、病気でしばらく返せないって言ったから滞納扱いじゃなくて、
返済一時休止みたいな扱いにしてくれたんじゃないかなーって。
その半年経ってからは遅れないで返しましたし」
R「そんなシステムあるのん…？」
K「さぁ…？でも借りれたんだから審査にはちゃんと通ったんですよ、とにかく。
で、やっぱり滞納しちゃいましたね。
消費者金融でさえあんなに優しく倫理的な対応してくれたんだから、銀行がそれ以下ってことはないだろうと高をくくって」
R「いや～安定のカス野郎だね。」

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R「消費者金融の時と何か対応違った？」
K「消費者金融の時はにっちもさっちもいかない状態ですっていったらそのまま待ってくれたけど、銀行の時は提案がありましたね。
毎月の最小返済額が3,000円なんだけどそれでも難しいか、とか。
ちゃんと3,000円のうち、いくらが利息でいくらが元金返済に充てられるのかとかも説明してくれたし」
R「ああ、そうか最低返済額は確かに銀行系の方が安いよね。でもそれ半分以上利息なんじゃ…？」
K「そうでしたね。まあ要するに毎月利息分（とちょっとだけ元金返済）だけでも払うか、
元金そっくりそのままにして収入が安定してから返済するかどっちがいいかっていうサジェストがあったんですよ。
でもきちんと説明してくれるから迫られてるって感じもしないし、むしろ親身になって返済計画を一緒に立ててくれてるって感じがしましたよ。」

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R「じゃあ学校から帰ってきたら家財のあちこちに差し押さえって赤い紙が貼られている…なんてこともないんだね？」
K「僕のこと何歳だと思ってるんですか…？　
無い所にいくら追い込んでも出てこないですからね。
下手に追い込んで訴えられたらまた会社のイメージ悪くなって、やっぱり金貸しって怖いんだってなっちゃいそうだし。
それなら少しずつでもいいから返せる道を一緒に探してあげる方が回収率も効率も良いんじゃないですか？」
R「消費者金融も銀行カードローンも企業イメージだけじゃなくて金融業界そのもののイメージアップに必死だもんね」

＜結論２＞
銀行カードローンは、むしろ無理ない返済を一緒に考えてくれる

いかがでしょうか？
キャッシング会社は怖くないということと、ウチのライターKが安定のカスだということをよく分かっていただけたと思います。

Kは今でこそきっちり真面目に毎日働いてくれていますが昔は色々あったようですね。
皆さんも融資を受けた後で本当にのっぴきならない事情が発生した時はきちんと電話などで相談するようにしましょう。

間違ってもKのようにワザと滞納するようなことはしないでくださいね！