後腐れなし！友人から上手にお金を借りる方法！

いくら友達といってもいきなりお金を貸して欲しい、と話を持ち掛けると断られる可能性があります。

そんな薄情者はもう友達なんかじゃない、と思った方は自分に置き換えて考えてみてください…貸しませんよね？
そのために必要なのが心理学を用いた交渉術です。
ここで紹介するのは「フット・イン・ザ・ドア」と呼ばれるプロなら誰でも知っている有名な交渉テクニック。
セールスマンがまずドアに足を入れることから交渉を始める様子が名前の由来となっていますが、実際に友人の家まで行ってそれをしろと言っているのではないのでご安心を。

このテクニックは簡単にいえば、小さな頼みごとをこつこつ成功させて本来の目標を達成しようということ。人間とは不思議なもので、一度相手の要求を飲んでしまうと次の要求にもこたえてくれるようになるのです。
つまり、「お金貸してー」といきなり頼み込むよりも、「ちょっとガムちょうだい」といった感じで会話を始めた方が成功する可能性は高くなるということです。
この方法は物を売る仕事をしている人なら誰でも実践している交渉術ですので、人に頼み事をするときには効果大です！

今度は上で紹介した交渉術とは反対の「ドア・イン・ザ・フェイス」
私であればいきなり顔を突っ込んでくるセールスマンとは絶対に契約を結びませんが、この方法は特に日本人の方にはとても有効です。
今度は一度頼みごとを断らせることで次の頼みごとを断らせにくくするという、相手の良心につけこんだスマートな作戦！

「100万円貸してくれ！」といきなり頼んでもほぼ100％断られますが、その後に「じゃあ、せめて3万円だけでも…」と言えば何とか借りられそうですよね？
それに、お金を貸してくれたのに「これくらいしか貸せなくてすまんな」と謝罪の言葉まで貰えちゃったりします。
ちなみにこの作戦、最初のお願いを断られる際に出来る限り相手に罪悪感を与えることが重要となるので、
「100万円貸してくれ！」のときには、おでこを地面にこすりつける勢いで土下座でも何でもしましょう！

後腐れなくお金を借りるにはそのあとのフォローがとても大切になります。
一番有効なのがお金を返す時にはちょっと色を付けてあげるということです。
私の経験上の基準としては、1000円ならジュースを奢る。1万円なら昼飯を奢る。3万円なら居酒屋を奢るといった感じ。
目安としては借りた額の10％程度といったところでしょうか。

あれ、何だかこのシステムって何かと似ている気が…。
そうです、この方法よくよく考えるとキャッシングで支払う利息とそっくりですよね？
それにしても、冷静になって考えると友人にお金を借りた方が支払う謝礼も割高な気が…。
それも当たり前の話、消費者金融や銀行系カードローンなどは、多くの利用者がいるからわずかな金利でも大きく利益を得ることが出来るようになっているのです。
個人のお金の貸し借りで数％の利息なんてもらっても全然嬉しくありません。

しかし、もし友人キャッシングと同じ条件で融資を行うキャッシング会社があれば確実に倒産してしまうことでしょう。

落ち着いて考えてみると、友達からお金を借りるというのは面倒なことが多いですね。
それに、中にはお金の話をした時点で友人関係をやめてしまうという人もいます。
そう考えると、やはりキャッシング会社からお金を借りてしまった方が楽な気がします。

友達というのはお金では決して買うことが出来ないプライスレスな存在…、それをお金の貸し借りで失くしてしまうというのも勿体ない話です。
みなさんも、お金に困ったときにはキャッシング会社を利用するか、お金と友人を天秤にかけて冷静な判断をするようにしましょう！